SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2015年の国際サミットで国連加盟の193カ国の首脳たちが
2030年までに達成しましょうと定めた国際社会共通の目標。
2022年のSDGs達成度ランキングで
日本は19位で昨年度から順位を落としています。
その中でも毎年、上位を占めるのがスウェーデンです。
ではさっそく、スウェーデンでのサステナビリティの
取り組みについてご紹介します。
1.サステナブルについて学べる義務教育

2009年、サステナブルなスウェーデンを目指すための16の目標を国民に向けて発表。
2012年から取り組みをスタートしました。
エコシステム、生物多様性、循環型経済、健康、良い消費者の在り方を義務教育で学んでいます。
2.ゴミの活用

スウェーデンでは、ごみが100種類近く分別されています。
年間、約200万トン排出される家庭ゴミを
99%リサイクルし、発電のための燃料にまわされることで、スウェーデン国内25万世帯の電力をまかなっています。
3.消費者の行動

義務教育の学びでもあり、
消費者の意識が高いことで知られています。
各自治体には、「良い消費者としての在り方」をアドバイスする人が配置されており、
・MSC認証(海のエコラベル)
・ASC認証(養殖に対する認証)
・オーガニック認証を推奨したりしています。
「より多くの消費者が、サステナブルな商品を求めているから企業が動く。」という循環ができています。
4.SDGsに関する世界初の事業も

消費者の意識もあり、企業はサステナビリティを追求する事業を作りやすい環境にあります。
リサイクル品を回収・修理し、
新たに蘇らせて販売している100%中古品のモール「Re tuna」
廃棄される食料品を半額以下で購入できるアプリ「Karma」など
サステナブルな社会の実現に向けた
世界初の事業がそれぞれスウェーデンから生まれています