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心の不調をととのえる「ポジティブフード」とは

Bene2022.10.12

仕事や人間関係などで精神的なストレスを溜めてしまいがちな現代人。

 

ほかにも、

食事の問題

運動不足

夜型生活

ネット依存など

隠れたストレスとなって、こころの病気を引き起こすことがあり、

重要なのは「食事・運動・睡眠」のバランスをとること

 

今回はその中でも、食べ物によりメンタルに効果的な

「ポジティブフード」をご紹介します。

 

ポジティブフードとは何なのか。

その効果的な食べ物とは何か。

 

いっしょに見ていきましょう!

※ あくまで、今回ご紹介するのは、メンタル不調を緩和するための

「応急処置」「補助ツール」という意味で参考にしてみてくださいね。

 

1.「ポジティブフード」とは

ポジティブフードとは、メンタルヘルスに必要な栄養素を含んだ食べ物のこと。

 

心の健康には食生活・栄養面からのアプローチが重要とされ、

心の不調と食べ物は切り離せない関係と言われています。

 

精神栄養学の第一人者達によって提唱されたことをきっかけに、近年話題となっています。
 

2. メンタルヘルスに貢献する栄養素「タ・シ・テ・ヨ」①

若い人を中心に、食物繊維・野菜・果物の摂取量が減り、不足していることが明らかに。

こころの健康に関連のある栄養素として、次の「タ・シ・テ・ヨ」が鍵となっています。

 

…たんぱく質(アミノ酸)→やる気や幸せを感じる脳内物質の材料に。

 

…食物繊維→腸内の善玉菌のエサとなり、腸内に善玉菌が多いとストレス反応が緩和されます。

健康的な腸内フローラは、こころにも好影響を与えます。

 

3. メンタルヘルスに貢献する栄養素「タ・シ・テ・ヨ」②

…ビタミンC→ストレスホルモンの過剰な上昇を抑制。

脳内ホルモンの合成、鉄分の吸収のためにも欠かせず、食事からたっぷりとる必要があります。

 

…鉄分→脳内ホルモン合成のために必須のミネラル。

うつ症状のリスクを高める貧血を解消します。

女性は生理により貧血になりやすいため、特に積極的に摂りたい栄養素です。

 

…葉酸→ビタミンB群のひとつで、脳の神経伝達物質の合成に関わります。

 

4.代表的なポジティブフード「キウイフルーツ」

「メンタルヘルスに重要な「タ・シ・テ・ヨ」栄養素。

これらを効率よく含むポジティブ・フードのひとつに、「キウイフルーツ」があります。

 

2013年に、ニュージーランドでオタゴ大学が中心となり、

メーカーと共同で18~35歳の成人男性を対象に実施された研究では、

 

1日2個のサンゴールドキウイを6週間、食べ続けたグループの中で、

気分障害の高い参加者の気分症状の総得点が減少し、

特に「疲労の減少・活力の増加」が示されたそうです。

 

5.キウイの栄養素

 キウイバナナいちご
カロリー 51kcal93kcal 31kcal
タンパク質1.0g  1.1g 0.9g
炭水化物13.4g 22.5g 8.5g
食物繊維  2.6g  1.1g.   1.4g
鉄  0.3mg 0.3mg 0.3mg
亜鉛0.1mg0.2mg 0.2mg
葉酸 37μg26μg90μg
ビタミンC71mg16mg 62mg

 

6.持ち運びもできる「ドライキウイ」

フレッシュなキウイはもちろん美味しいけれど、

キウイを剥く手間や、外出が多い方にとってはフレッシュの果物を食べるのが難しいことも…。

 

そんな時は、持ち運びもできて手軽に食べられるドライキウイがおすすめ♪

 

■ ポイント

ドライキウイは砂糖をコーティングしてあるものが多いため、できる限りシュガーフリーのものをおすすめします。

砂糖コーティングされたものの場合は、一日60g程度を基準に生活に取り入れてみてくださいね。

※ どんなに体にいいものでも、食べすぎは禁物です。

 

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