
皆さんは毎日の睡眠、しっかりと取れていますか?
寝ているはずなのに、
🚫 疲れがとれない
🚫 仕事に集中できない
🚫 寝たのに眠い
🚫 途中で目が覚めてしまう…など
悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
もしかしたら、それは「質の良い睡眠」が取れていないためかもしれません。
栄養バランス・運動習慣とあわせて、毎日の元気の源は「睡眠の質」です。
今回は、睡眠の質を高めるのに役立つ、身近で手に入る菜食の食材をご紹介します。
1.睡眠の質を高めることで得られる効果

☑︎ 疲労回復
深い睡眠が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され体内での代謝活動を促進。
☑︎ 肥満防止
充分な睡眠がとれるとエネルギー代謝を促進するホルモンが働き、太りにくい体質に。
☑︎ ストレス解消
脳内の疲労を解消し、内分泌系のリズムを整えます。
☑︎ 肌質の改善
深い睡眠の時間帯が多いほど成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが向上。
☑︎ 記憶の定着
覚醒時の体験を整理し、記憶として脳に定着させます。
2.睡眠の質を高める菜食①
「たまねぎ(ねぎ類)」

安眠効果が非常に高い野菜たまねぎ・青ねぎなどの「ねぎ類」
身体の疲労回復を促す作用もあるため、翌朝スッキリ目覚めたい人におすすめです♪
■ 特徴
・包丁で切る際に目が痛くなる成分「硫化アリル」には、イライラを解消、身体を温めながら穏やかな眠りへと導く効果が期待。
・硫化アリルは熱に弱いため、加熱調理をすると安眠効果を半減。
生食が苦手な人はアロマテラピーの要領で枕元にねぎを置いて、布団に入るのもおすすめ!
3.睡眠の質を高める菜食②
「アボカド」

美容やダイエットにも効果的と言われている人気の食材「アボカド」
熟しすぎてしまっても、ディップにしたり、トーストに塗ったりと、アレンジが豊富なのも嬉しいポイント♪
■ 特徴
・運動後の疲れや、集中力不足に効果的(ビタミンB1)
・ストレスに効果的で、生活習慣病の予防にもよいと言われる(ビタミンB2)
・倦怠感や炎症を抑える効果がある(ビタミンB6)
・食物繊維と脂質が多いため、消化に時間がかかるが、腹持ちが良い
4.睡眠の質を高める菜食③
「トマト」

「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるほど、栄養素ばっちりの食材「トマト」
野菜の中でも特に健康と安眠の強い味方です。
■ 特徴
・脳の興奮を抑えてくれる成分「GABA」が豊富
・トマトは野菜の中でもGABAの含有量がトップクラス!
・質の高い睡眠を作る「メラトニン」が豊富
・高い抗酸化作用がある「リコピン」
・体温を下げる働きがある「カリウム」
・ビタミンのほか、カリウム・β-カロテン・食物繊維なども含有
5.睡眠の質を高める菜食④
「さくらんぼ」

日本の夏を彩る果物の一つ「さくらんぼ」
さくらんぼの種類にもよりますが、6月上旬〜7月中旬が旬の時期。
果肉は柔らかでみずみずしく、甘味と酸味のバランスが良いさわやかな味わいは、睡眠だけでなく夏の暑さも癒してくれます。
■ 特徴
・質の高い睡眠を作る「メラトニン」が豊富
・そのママはもちろん、ジュースやスムージー、スイーツにしても◎
6.睡眠の質を高める菜食⑤
「アーモンド」

仕事合間のおやつとして常備している方も多い「アーモンド」。
そのままはもちろん、何かに加えるのもOK。
血糖値を高める糖分は加えないのがポイント。
色々なものにつけたり、混ぜたりできるナッツバターもおすすめです♪
■ 特徴
・血糖値を安定させる「タンパク質・脂肪・食物繊維」
・ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールの分泌を抑制
・質の高い睡眠を作る「トリプトファン・マグネシウム」が含有
・筋肉や神経を緩める効果が期待
7.睡眠の質を高める菜食⑥
「カモミール」

カモミールは何千年も前から治療に使われているハーブで、眠りを誘うハーブとしても扱われています。
■ 特徴
・発汗作用があり、代謝を促進
・炎症を鎮める抗炎症効果
・消化促進作用や胃腸の調子を整える効果
・吐き気・食べ過ぎ・食欲不振・ストレス性の胃の不調にも有効
※注意…
カモミールは生理促進作用や、子宮を収縮する作用を持っており、キク科の植物なので、キク科アレルギーの方、また、妊娠中の方は飲用を避けてください。