タンパク質・食物繊維・大豆イソフラボンなど体に嬉しい成分が豊富で、栄養価も高い食材「納豆」。
実は、納豆の主成分である大豆には、除草剤「グリホサート」が使用されているケースがあることをご存知でしょうか?
農地のほか、公園や校庭、街路樹、駐車場などでも散布され、ホームセンターなどでも販売されている化学物質です。
またグリホサートは、米国ではがん患者による損害賠償訴訟や、発がん性のリスクなど、人体や環境への影響から世界中で規制が進む一方、日本では規制を緩和されています。
今回は、グリホサートを気にすることなく食べられ、スーパーで買えるおすすめのオーガニック納豆をご紹介します。
1.グリホサートとは

グリホサートは、世界中で最も使われている除草剤の主成分です。
2015年に、WHO(世界保健機関)の専門家機関がグリホサートを「人に対しておそらく発がん性がある」と評価したことから、世界では規制強化が進んでいますが、日本は逆に規制を緩和。
日本の一部地域においてグリホサートが大豆のプレハーベストとして使われていることがわかっています。
2.グリホサートって危険なの?

健康被害として、
発ガンリスク / アレルギー免疫疾患 / インスリン生成への影響 / 糖尿病 / 胎児の成長に影響を与えるなどが挙げられます。
3. グリホサートの広まり

2018年、米カルフォルニア州で末期癌と診断された男性が癌になったのは、ある学校の校庭の管理の際にグリホサートを含む除草剤を使用していたことが原因だと裁判に。
陪審は、農薬メーカーモンサント社に約2億9000万ドル(約370億円)の支払いを命じる評決。
その他にも、2015年にアメリカで行った尿検査では、被験者の93%の尿からグリホサートが検出されました。
4.日本のグリホサートの残留基準値

1999年、大豆のグリホサート残留基準を6ppmから20ppmへ引き上げ(3倍以上)。
規制緩和により大豆以外も、改訂前と比較し、ライ麦やそばは150倍。
油などに使われるヒマワリやベニバナの種子は400倍も。
グリホサートの回避だけでなく、日本の第一次産業や、豊かな自然環境を守るためにもオーガニックが推奨されています。
5.スーパーで買える!オーガニック納豆①
あづま食品
「有機そだち 極小粒納豆」
40g×3 ¥137(税込)

■ 特徴
・アメリカ産大豆・契約栽培大豆を100%使用
・2年以上有機肥料で土作り
・化学農薬・化学肥料は不使用
・遺伝子組換えでない
・栽培から製造まで有機認証を受けた納豆
・化学調味料・保存料・着色料不使用のたれ
※AEONから購入できます。
おうちでイオン イオンネットスーパー あづま 有機そだち 極小粒納豆 40g×3 (aeon.com)
6.スーパーで買える!オーガニック納豆②
BIO RAL
「国産有機納豆小粒」
40g×2 ¥118(税込)

■ 特徴
・北海道産有機大豆100%
・2年以上有機基準で土作り
・添付のタレ・からしは、化学調味料 / 保存料 / 着色料は不使用
※ BIO RALから購入できます。
BIO-RAL(ビオラル)- ライフコーポレーションのプライベートブランド - (lifecorp.jp)
(2022年 5月28日に新宿マルイ店にOPEN!)
7.スーパーで買える!オーガニック納豆③
ナチュラルハウス
「大地の想い 国産有機まぜまぜ納豆」
40gx2パック ¥353(税込)

■ 特徴
・国産有機大豆100%を使用。
(北海道産の黒大豆と石川県産の黄大豆を使用。)
・昔ながらのセイロ蒸しの製法を取り入れた納豆
※ナチュラルハウスから購入できます。
【冷蔵】大地の想い 国産有機 まぜまぜ納豆 40gx2パック - ナチュラルハウス公式オンラインショップ-自然食品・自然化粧品・オーガニック (naturalhouse.jp)